関東の薬学部でおすすめの大学はどこ?

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最近では薬学部の新設ラッシュが続いており、関東にも20を超える薬学部を持った大学があります。

これだけ多いと、どこが良いのかわからなくなってしまいますよね。

そこで、今回は関東のおすすめ薬学部と選ぶポイントについてご紹介します。これから薬学部を目指す受験生や親御さんはぜひ参考にして下さい。

この記事では、私立大学の薬学部にポイントを絞ってお伝えします。

 

学費が圧倒的に安い国立大学だと、東京大学・千葉大学と医学部並のレベルになってしまうからです。もちろんそれを目指せればいいですね。

関東の薬学部を選ぶポイント

薬学部は、薬剤師免許を取得するためには6年間通う必要があります。医学部や歯学部・獣医学部と同じですね。

また、2.5か月の病院実習、薬局実習もあるため、さまざまなことを考慮して選ばなければなりません。

まずは、関東の薬学部を選ぶ上で重要なポイントからご紹介していきますね。

学費

大学は入学して終わりではなく、卒業しなければ意味がありません。もちろん薬学部の場合には、薬剤師免許を取得することを目的に入学する学生がほとんど。

卒業後に薬剤師国家試験を合格して薬剤師になって初めて大学は意味を成します。そのためには、6年間通い続けるための学費が必要ですよね。

まず、薬学部は留年や卒延になってしまう可能性が他の学部と比較して高いです。頑張って勉強して留年や卒延を避けて最短で卒業したいところですよね。

頑張って卒業しても、薬剤師国家試験で落ちる事も……

しかし、十代後半~二十代前半はいろいろなことに興味が出てきます。

すると、勉強そっちのけで興味のあるものに時間を割いてしまうこともあり得ます。

そうなると、7年、8年と大学に通う必要が出てくるため、なるべくなら学費が安い大学に入りたいですよね。

病院や薬局を持っているか

医療系学部において、大学病院を持っているかは重要です。薬学部では調剤薬局と病院で各2.5か月ずつ実習に行く必要があります。

その時に、実習の受け入れ先によって実習の充実度が変わってくるのです。

例えば、常に人手不足の調剤薬局や病院で実習をすることになった場合には大変です。

経営者としては実習生を受け入れると大学から報酬が支払われるため、多くの実習生を受け入れたいと考えているところも多いはず。

しかし、人手不足なので実習生に教える時間がないため、アルバイトのようにこき使われてしまうこともあります。

薬学実習生は、粉や軟膏の混合調剤、ピッキングや投薬など指導薬剤師の管理下であれば可能なので資格のないアルバイトより使い勝手が良いです。

お金を払って仕事を手伝ってくれて、さらには将来の正社員候補として唾をつけることができるので経営者からしたら薬学実習生は喉から手が出るほど欲しい存在といえます。

ところが、こんなところに実習に行ってしまったら実習生の立場から最悪で、何も勉強になりません。

薬学部が6年制に移行して、長期の実習が始まってすぐはセクハラ、パワハラ、勉強にならないなどのトラブルが発生していました。

でもそのような問題のある実習先は、除外されていくので徐々に環境は良くなっています。

しかし、実習生が我慢してしまい学校に報告していないケースもあるので、まだ問題のある実習先が残ってしまっている可能性もあります。

そんな場合でも、大学が病院や薬局を持っていれば、そこに実習に行くことが可能です。

実習生全員を大学病院や薬局で受け入れられるわけではありませんが、病院や薬局を持っていない大学と比較すれば問題のある実習先に行く可能性が低くなります。

大学病院や薬局であれば、毎年のように実習生を受け入れており、カリキュラムに沿った指導を行なってくれます。

実習生本人はもちろん、親御さんの立場からしても安心感できますよね。

ネームバリュー

大学のネームバリューは重要です。歴史が深く、薬学部以外にもさまざまな学部があり、多くの学生が在籍している大学はネームバリューがあります。

薬学部は新設ラッシュの影響で学生が増えすぎてしまいました。すでに定員割れを起こしている大学は半数ほどあります。

学生が集まらなければ、大学の経営が立ち行かなくなります。そうなると、閉校してしまう可能性があるのです。

医療系ではありませんが、かつて法科大学院がピーク時の半数近く閉校するということがありました。次に大量閉校するのは薬科大ではないかと指摘する人もいます。

そのため、閉校しないようなネームバリューのある大学を選ぶのは必要があります。都心部にあるか、歴史があるか、学生は集まっているかなどを確認してみるのが大切ですよ。

関東でおすすめの私立薬学部3校

これまで薬学部を選ぶ上でのポイントをご紹介してきました。このポイントに沿って、関東のおすすめ薬学部を3校挙げてみたいと思います。

慶應義塾大学

偏差値上位でもある慶應義塾大学はオススメの大学です。大学病院を持っており、ネームバリューも言うことなし。

慶応ボーイ・ガールに憧れる受験生も多いのではないでしょうか?

芸能人でも三代目 J SOUL BROTHERSの岩田剛典さんやオリエンタルラジオの中田敦彦さん、その他にも有名アナウンサーなど著名人を数多く輩出している慶應義塾大学。

学部こそ違いますが、著名人と同じ大学に通っているというのはなんだかワクワクしますよね。他の大学の学生と交流を持つ時にも一目置かれる存在になることでしょう。

何といっても慶應義塾大学の特徴は、私立薬学部の中で偏差値がトップであることです。

しかも、慶應義塾大学の薬学部となれば全国の大学でもトップクラスといっても過言ではありません。

学力に自信のある学生さんは、ぜひ目指したい大学ですよね。

日本大学

学生数の多い日本大学もオススメの大学です。日本大学の特徴は、日本一の学生数を誇るマンモス校である点です。

在籍学生数は60,000人を超えており、日本一となっています。また、2以下は30,000人程度なので倍近い人数を誇っており、ぶっちぎりの1位なのです。

これほど学生から人気のある大学がなくなってしまうというのは、想像できません。

日本大学の経営が立ち行かなくなるのであれば、日本のほとんどの大学がヤバい状態ですよね。

日本大学は大学病院も持っていますし、ネームバリューもしっかりあります。偏差値も中堅程度なので、目指しやすい大学といえますよね。

医学部も有名な日本大学は、薬学部でも輩出人数が多い大学の一つです。

国際医療福祉大学

栃木県にある国際医療福祉大学もオススメの大学です。国際医療福祉大学の特徴は何といっても学費の安さです。

薬学部を6年で卒業した場合の平均学費総額は1,200万円程度となっています。そんな中、国際医療福祉大学は6年間総額で1,000万円程度なのです。

それでも学費高いですけどね。

6年間で2,000,000円も変わってくるため、親御さんからしたら助かりますよね。

また、これまでご紹介した慶應義塾大学と日本大学は都内にキャンパスがあります。地方から進学する学生さんは、学費の他に一人暮らしの費用がかかってしまいます。

都内の家賃は高いので、トータルで卒業までにかなりの費用がかかってしまうことになるのです。しかし、国際医療福祉大学は栃木県大田原市にキャンパスがあります。

自然豊かな土地にキャンパスがあるので、勉強に集中しやすく家賃も安いです。

学費が安いからといって何か問題があるわけではなく、大学病院も持っているため実習も安心です。

東京の薬学部に通える人にはおすすめしづらいですが、コスパ重視で大学を選ぶなら国際医療福祉大学はとても良い大学といえますよね。

まとめ

薬学部が乱立しており、よく調べないとどこの大学が良いのかわからなくなってしまいます。

薬学部の大学選びにはポイントがあり、そのポイントから絞ってチェックしていくと残る大学は少なくなってきます。

自分が薬剤師になった後もしっかりと大学が残っているのか将来性が気になりますよね。

大学選びは、将来性のある大学を選んでいくことが重要です。迷っている受験生はぜひ参考にして下さいね。