転職しないほうがいい薬剤師はこんな人!

本サイトのコンテンツには、アフィリエイト広告を掲載しております

薬剤師は転職が盛んな職業です。周りを見れば、転職に成功して生き生きと働いている薬剤師が大勢いますよね。

一方で、転職後に「こんなはずじゃなかった」「こんなことなら、前の職場のほうが良かった」と嘆いている薬剤師も少なくありません。この差は、一体どこから生まれてきてしまうのでしょうか?

今回は、転職しないほうがいい薬剤師の特徴についてまとめてみました。

転職しないほうがいい薬剤師はこんな人

転職しないほうがいい薬剤師

それでは、転職しないほうがいい薬剤師の特徴を早速見ていきましょう。主なポイントとして5つ。

  • 流されやすい人
  • 減点方式で考える人
  • 他力本願な人
  • 自己評価が高すぎる人
  • 既に何回も転職してる人

それぞれ詳しくみていきましょう。

1.流されやすい人

1つめは、意志が弱く、周りに流されやすい人です。同僚や友人が続々と転職していく様子を見て、わけもなく転職したくなってしまうようなタイプの人は注意しましょう。安易に転職するのは危険です。

薬剤師は転職する人が多いので、「なんとなく自分も」と思ってしまい、無意味な転職につながりかねません。大した理由もなく転職するのは、避けましょう。

また、流されやすい人は転職サイトの使い方にも注意が必要です。

転職サイトが報酬を得るためには、利用者の転職を成功させなくてはいけません。そのため、半ば強引に話を進めてくるキャリアアドバイザーも多いのです。

キャリアアドバイザーの圧に押されて、不要な転職をしてしまう可能性もあります。そういう意味でも、流されやすい人は十分に考えてから転職活動を行いましょう。

2.減点方式で考える人

2つめは、何事も減点方式で考えてしまう人です。こういう人は、職場の悪いところばかりに目を向けてしまっている可能性があります。

どんな職場にも、悪いところもあれば良いところもあるはずです。

たしかに、嫌なところのほうが目につきやすいです。それでいて、良いところは離れてみて初めて気づくもの。

たとえば「給料は低いけど人間関係は良い」という職場に勤めていて、ひたすら給料の低さばかり嘆いてしまうような人は気をつけましょう。

給料重視で転職をして、新しい職場で今度は人間関係に悩むことになるかもしれません。これでは、どんな職場に転職しても満足することはできませんよね。

職場探しは恋愛と似ています。相手の嫌なところばかりが目について、いつもお付き合いが長く続かないという人は気をつけてくださいね。

3.他力本願な人

3つめは、他力本願な人です。どんな職場でも、不満なく働けるかどうかは結局のところ自分次第だったりします。

他力本願な人は、職場の環境が良くなることを人任せにしてしまいがちです。でも、他人の行動は変えられません。それよりも、自分の心の持ちようを変えたほうが合理的ですよね。

また、他力本願な人は、転職活動をする際にもキャリアアドバイザー任せになりやすいです。自身でも積極的に求人情報を集めるような主体性が低く、納得感のある転職からは遠ざかってしまいます。

ちなみに、他力本願な人は責任転嫁しやすい傾向があります。何かあると、すぐに人のせいにしてしまうようなタイプです。

ただ、薬剤師の仕事って、責任の所在が割とハッキリしていますよね。

たとえば、調剤過誤が起こってしまった時、処方箋に押された判子を見れば責任者は明らかです。仕事のミスを他人になすりつけるようなことはできません(そもそも、医療従事者としてそんな発想は浮かばないはずです)。

職業柄、責任転嫁するような人は薬剤師には少ないかもしれませんね。

4.自己評価が高すぎる人

4つめは、自己評価が高すぎる人です。自己肯定感が高いことは非常に素晴らしいのですが、転職活動においては自身の市場価値を冷静に判断することが大切です。

今の職場で評価が高いからといって、必ずしも転職活動が有利に進むとは限りません。

薬剤師は転職する人も多いので、会社側が「辞められないように」と待遇を良くしてくれているだけの可能性もあります。そういう場合は今の職場にとどまって高待遇を享受したほうが気分良く働き続けられるでしょう。

自分の価値を高く見積もりすぎると、転職活動はうまくいきません。客観的な評価を心がけましょう。

5.既に何回も転職している人

最後に、ここまでとは毛色の異なる特徴ですが、既に何回も転職を繰り返している人は要注意です。

薬剤師の資格があるとは言え、さすがに採用で不利になってしまう可能性が高いからです。結婚や転居など、やむを得ない理由以外で転職を繰り返している人は考え直してみてください。

採用で不利になってしまうと、条件のいい職場に就職することはどんどん難しくなっていきます。

スキルアップのための価値ある転職を積み重ねられていればいいのですが、そうではない人は、当然ながらむやみに転職しないほうがいいです。

「転職しない方がいい」かもしれないけど転職したい時に考えるべき事

それでも、どうしても転職をしたいという人は、以下のことをよく考えてみましょう。

今の職場の良いところは?

衝動的に「転職したい」と思っている時こそ、一歩立ち止まって考えてみてください。

今の職場にも、良いところがありませんか?それを手放してでも、新しい職場に希望を託す価値があるでしょうか。

薬剤師は資格があるので、転職するまでのハードルが低くなりがちです。些細な不満でも転職を考えてしまう人が多いので注意しましょう。一度退職をすると、基本的に前の職場には戻りづらいですよ。

転職先を美化しすぎていないか?

転職活動をしていると、転職先の候補は、なぜだか輝いて見えるものです。でも、求人票に書かれていることが全てではありません。

マイナスの情報は伏せられていることも、残念ながら少なくないでしょう。

冷静に考えてみてください。目をつけた求人の募集背景が「欠員補充」だった場合、誰かが辞めたということです。

辞めるに至った理由はさまざまあるでしょうが、何か盲目になっている点はないか考えてみてください。

数年先の自分を想像する

数年先の自分の姿を想像してみてください。薬剤師として、どんな風に働いていたいと思うでしょうか。また、働く姿だけでなく、プライベートの姿もあわせて想像してみましょう。

そうすることで、理想の姿に近づくために、今は何をするべきかが見えてくるはずです。今の職場から動かないほうがいいのか、やっぱり転職したほうがいいのかを冷静に判断することが大切です。

短期的な目線だけで考えるのではなく、できるだけ長期的な目線で行動するようにしましょう。

転職しないほうがいい薬剤師の特徴について、まとめてみました。当てはまる人は、ちょっとだけ考え直してみてください。

 

もちろん、転職自体を否定するわけではありません。自分にとってプラスになる転職を心がけましょう。

【注意】薬剤師が「転職しない方がいい」と言われたら

ここまでいわゆる「一般論」として、こんな薬剤師は転職しない方がいいという形でお伝えしてきました。

しかし今働いている職場の上司から「今は薬剤師は転職しない方がいいよ」「今転職したって失敗するよ」と言われた経験があるなら要注意です。

なぜなら、単に薬剤師不足で、なんとしてもあなたに残って欲しいだけの脅し文句だから。きっと、そういった職場の場合は慢性的な薬剤師不足(離職率が高い)の可能性が高いのです。

今の職場がつらかったり、将来を考えて仕事を変えたいなら転職を選択肢に入れる事は大切ですよね。

あなたの本音として転職したければ、そうした無責任なアドバイスをする上司には惑わされない事。客観的にキャリアアドバイザーに相談してみる事が第一です。

マイナビ薬剤師」や「薬キャリエージェント」などを利用して、「転職しない方が言われたけど、転職してよかった」と言えるような求人紹介を受ける事も、長い人生を考えれば大切なのです。

人生、後悔しないようにしたいですね。