薬剤師の仕事が割に合わないと感じる時と対処法|転職で解決出来る!?

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薬剤師国家試験を突破して憧れの薬剤師になったけれど、いざ働いてみると薬剤師の仕事は割に合わない」と感じてしまう人も多いもの。

そんなモヤモヤした気持ちを抱えながら、薬剤師として働き続けている方も多いかもしれませんね。

でも、そんな状態だと仕事もプライベートも楽しむことはできません。働き甲斐を感じる事が、余暇を充実させる事につながるからです。

そこで、今回は薬剤師が割に合わないと感じる時とその対処方法を解説していきます。

要点まとめ
「割に合わない」と感じる理由は、ほぼ100%今の仕事内容と年収が見合ってないからです。

 

少ない薬剤師で頑張っている、かかりつけ薬剤師に積極的に取り組んでいる、在宅が業務の中心など。

 

ほぼ間違いなく、転職で年収はかなり上がります。もし上がらないなら、転職しなければ良いだけですよね。

 

地域によって差があるので「年収◯◯◯万円可」なんて一概には言えませんが、まずはマイナビ薬剤師で自分の年収がどれだけ上がるか簡単に求人紹介してもらうことが大切。

 

「50万しか上がらないか……」などイマイチなら今の職場に留まればいいだけですよね。

 

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せっかく薬剤師になったのに、割りに合わないと感じながら働いているなら、人生とても大きな損です。

薬剤師が割に合わないと感じてしまう原因

薬剤師割に合わない仕事

基本的に、仕事に見合った対価を得ていないと感じる場合、薬剤師は割に合わないなという思いが芽生えてしまいます。

それを感じる原因は人それぞれですが、まずはその原因がわからないと対処することはできません。

薬剤師は割に合わない、そう感じる主な原因は以下のようになってきます。

当てはまっていたら、要注意!

仕事内容や職場の人間関係が悪い

現在の職場環境が悪い、そんな場合、薬剤師は割に合わないと感じてしまうケースが多いようです。

「職場環境」と一口にいっても、仕事内容に原因がある場合と人間関係に原因がある場合とに分かれます。

仕事内容に原因がある場合には、自分がやりたい仕事をやれていなかったり、ピッキングや投薬など単調な作業を機械のように繰り返していたりする時、薬剤師は割に合わないと感じてしまうことが多いです。

仕事内容もだんだんとステップアップできて、好きな仕事ばかりできれば良いのですが、そうはいきません。まして、組織の中では自分の好きな仕事だけをするというのは難しいです。

やりたくない仕事を1日に大半の時間を費やしてしまうのは、薬剤師が割に合わないと感じてしまっても不思議ではありません。

仕事をしていても、漠然と「これでいいのか」と感じてしまう薬剤師は多いんです。

仮に、自分のやりたい仕事をできていたとしても、職場の人間関係が悪いと薬剤師は割に合わないと感じてしまうかもしれません。

仲の悪い同僚や上司と、家族よりも多くの時間を一緒に過ごしていると考えると気も滅入ってしまいますよね。

職場は1日の多くの時間を過ごす場所です。そこでの環境が悪いと薬剤師は割に合わないと考えてしまうことでしょう。

この場合、薬剤師の仕事が割に合わないというより、どちらかと言うと「働き方」の問題に近いかもしれませんね。

それなら「マイナビ薬剤師」で、いわゆるホワイト求人を紹介してもらうのが近道です。

給料が安い

どんなに職場環境が悪くても、その対価がもらえていれば納得感があります。しかし、給料が安いとなると薬剤師は割に合わないと感じてしまうことでしょう。

薬剤師になるには、6年間大学に通い国家試験に合格しなければなりません。他の学部と比較して2年分の学費がかかり、社会に出るのも2年遅れてしまうためコストがかかります。

昔とは違い、奨学金を借りながら学生時代を過ごし、厳しい卒業試験や国家試験を合格して晴れて薬剤師になる人も多い時代です。

ところが、それほどの労力をかけながらも給料が安いのでは割に合わないと感じてしまうのも不思議ではありません。

6年間の学費を考えると、今の職場は年収が低すぎる……!

どんなに職場環境が良かったとしても給料が安ければ、その仕事を続けるのは難しいといえます。病院勤務等の場合、やっぱり最終的には年収面で転職してしまう薬剤師も多いのです。

他の職種に憧れる

薬剤師国家試験を合格して薬剤師になった方の多くが薬剤師免許を使用して働いています。せっかく取得した薬剤師免許なので、使わないという選択肢はなかなか考えにくいでしょう。

薬剤師として社会人となり、引退するまで薬剤師として働く方も多いですし、大部分はそうでしょう。

しかし、周りを見渡してみると他にもたくさんの職種があります。

毎日せまい調剤室の中で高齢者相手に仕事をしていると、オシャレなオフィスで働くOLや自由に生きるYouTuber、フリーランスの人などが羨ましく思ってしまう時もあります。

他の職種の方が楽しそうに働いている姿を見てしまうと「せっかく薬剤師になったのに」という気持ちになってしまう事もあるはずです。

今の仕事がちょっとつまらない・やり甲斐を感じられないと、働く意味を見いだせなく人も。

薬剤師になるには時間と費用が多くかかりますが、それがかからない職種を羨ましく思ってしまう時、「薬剤師は割に合わない」と感じてしまうはずです。

原因別の対処方法

薬剤師が割に合わないと感じる原因によって対処方法は変わってきます。

これまでご紹介した原因別の対処方法を解説していきます。

職場環境が悪い場合には上司に異動を訴える

職場環境が悪い場合に、思い浮かぶ行動は転職なはずです。しかし、すぐに転職をしてしまうのはもったいないことです。

今の店舗や部署の環境が悪いだけで、他の店舗や部署に異動することで問題が解決する可能性があります。

また、人間関係に原因がある場合には相手がいつまでも会社に在籍しているとは限りません(※しかし、たいていは、いつもまでもいる)。

問題となる上司や同僚が会社を辞めたり異動になったりすれば、解決するのです。まだ余力があるのであれば、それに期待して待ってみるというのも選択肢の一つです。

ところが、もう職場環境の悪さに我慢できないというのであれば、自分を異動してもらえるように会社に訴えてみましょう。

この訴えが通って、問題が解決できれば会社に居続ける意味があります。

いざという時には、社員の話を聞いて希望を聞いてくれる会社なのであれば辞めてしまうのはもったいないことです。

職場環境の悪さに原因がある場合には、まずは異動を会社に訴えてみましょう。

ただ「大手チェーン」ほど、異動希望は難しいです。個人のワガママと捉えてしまうからですね。

給料が安い場合には転職する

給料が安い場合には、ほぼ転職するしか選択肢はありません。自分で社長に交渉して上げてもらえるという人は、ほんの一握りだからです。

特に新卒で入社した方で給料に不満があるのなら転職するのが最も効果的です。新卒の薬剤師の年収は350~400万円ほどとなります。

例えば、毎年昇級が5000円だった場合、年収は6万円上がります。10年同じ会社に勤めていたとしても60万円しか上がりませんよね。

しかし、新卒で入社した会社から転職した場合には今の年収よりも100万円以上上がることも多いです。

そうはいっても、新卒入社1年目で転職してもそれほど年収は上がりません。よくて50万円ほど(ただし、地方かつ大手チェーンで今働いている場合は、大幅に上がる可能性も)。

今の会社でさまざまな経験をして薬剤師としてできる仕事を増やしていけば、もちろんそれを武器に転職で大幅年収アップも勝ち取れるかもしれません。

薬剤師としての経験を積むことで、それが自分の市場価格を上げることにつながるのです。

よく言われているのが、新卒で入った会社を3年は辞めてはいけないという言葉です。しかし、これは基準でしかありません。確かに3年以上会社で経験を積んだ方が、自分の市場価格が高くなりやすいです。

ところが、薬剤師の市場価格というのは土地にも影響を受けます。

どんなに経験がある薬剤師だとしても薬剤師数が多く需要よりも供給が多い都心部では価値が低く、薬剤師の不足している地方では価値が高まります。

そういった地方では、経験が1年だったとしても薬剤師としての仕事を一通りできるのであれば今より高い年収が望めます。

さらに言うと、10年経験を積んだベテラン薬剤師より、今は若手薬剤師の需要の方が高いです。30歳前後ならば、転職は大きな選択肢と言えますね。

またUターン転職であれば、3年という経験年数に重きを置く必要はありません。重要なのは、そのような求人が出た場合にすぐに応募できる状態を作ることです。

転職サイトに登録しておき、条件に合った求人が出るのを待ちながら今の会社で経験を積むというのが現実的です。自分の望む条件の求人が出たらすぐに応募して内定を勝ち取りましょう。

求人数の多い「マイナビ薬剤師」「薬キャリエージェント」を利用すれば、理想の求人は必ず見つかります。

副業で薬剤師以外の仕事を始めてみる

他の職種に憧れてしまう場合には、他の職種を実際にやってみるのが早いかもしれません。

例えば、自由に生きるYouTuberになりたいのであれば、自分のYouTubeチャンネルを開設してみましょう。

カメラマンやプログラマーになりたいのであれば、クラウドソーシングを活用して仕事を受注してみるとよいでしょう。実際にやってみるということが重要なんです。

他職種の仕事をやってみて、それが楽しく収入にも満足できるのなら、薬剤師を辞めて他職種にジョブチェンジするのも良いかもしれません。

また、実際にやってみたら「薬剤師が恵まれた仕事だ」と気付いた場合には、そのまま薬剤師を続ければ良いです。割に合わないなんて事も思わなくなっているはず。

両方とも捨てがたいという場合には、薬剤師と他職種を両方やるパラレルワーカーになることも可能となります。

隣の芝生は青いという言葉がありますが、人間はどうしても他人と比較してしまうもの。他の職種に憧れたままモヤモヤしている時間はもったいないですよね。

なんでも実際にやってみて、視野を広げること。それが薬剤師の魅力を再発見することにも必ずつながるはずです。

まとめ

多くの時間と費用をかけて念願の薬剤師になったとしても社会では理想と現実のギャップがあります。

そんなギャップを感じてしまうとm薬剤師は割に合わないと感じてしまう時もあることでしょう。

しかし、そう感じてしまう原因を探って、しっかりと対処すればそのようなモヤモヤした気持ちのまま過ごす必要はきっと無くなります。

現状を整理して、自分に合った対処方法を実践してみましょう。