薬剤師の副業にはライター業がおすすめな理由って?いくら稼げるの?

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最近では、働き方改革の一環として日本でも政府が副業を推奨する時代になりました。

副業といってもさまざまな業種がありますが、薬剤師におすすめの副業として「ライター業」をピックアップ。

メディアや自分のブログ、あるいはクラウドソーシングで文章を執筆し、報酬を得ることですね。

とは言え、ライター業をするといってもピンとこない人もいるかもしれませんよね。やるからには、副業として収入面の他にもメリットがあれば取り組みやすいはず。

そこで、今回は薬剤師の副業にライターがおすすめな理由を解説していきます。

そもそも薬剤師に副業は必要なの?

薬剤師として働いていると「薬剤師は給料が高くていいね」「薬剤師は職に困らなくていいね」などと羨ましがられた経験がある人が多いはず。

「いや、そんな年収良くないよ」という人も多いかもしれません。でも社会的にみれば安定した収入を得ている職業である事は事実ですよね。

そんな薬剤師の資格を持ちながら、副業をする必要があるのかと考える方もいることでしょう。

結論からいうと、薬剤師でも副業は必要です。

絶対にやったほうがいいという訳ではないですが、興味を持つことは大切。

これまでの日本の薬剤師は、時給が良く重労働も少ないため他の職種と比較して魅力のある仕事でした。薬剤師の資格さえ取得してしまえば、将来安泰と言われるのも不思議ではありません。

しかし、最近では少子高齢化の影響で調剤報酬は年々厳しくなっていること、また薬学部の乱立で薬剤師が増えていることで、これまでのような優雅な働き方は難しくなっています。

薬剤師も弱肉強食の世界に入っており、高度な知識を持っていたり、専門的な知識を持っていたりする薬剤師でないとこれからの世界は生き残れないかもしれません。

そんな世界で副業は経済的にも心の支えになるため、薬剤師でも副業を始める必要があるのです。

「副業なんかやらず本業に専念するべき」という意見は理解出来ます。あくまで「空いた時間」を活用すればいいんです。

「副業」といっても、様々なものがありますよね。ただ薬剤師がこれから副業を始めるのであれば、メリットの多いライター業がおすすめです。

薬剤師が副業でライター業をするメリットって?

薬剤師の副業にライターがおすすめな理由は、本業とのシナジー効果に期待ができるからです。

副業で得た経験が本業でも発揮できるのであれば、やればやるだけ他の薬剤師と差を付けることができますよね。

ライター活動を通じて得られる経験には大きなメリットがあり、薬剤師の働き方ともマッチしている部分が多いのです。

そこで、薬剤師が副業でライターになるメリットを解説していきます。

知識が広がる

ライターと一口にいっても執筆するジャンルはさまざまです。ただ薬剤師であれば、医療や健康に関するライティングから始めるのがおすすめです。

なぜなら、すでに本業を通じて知識が頭の中に入っているため、それを文章にして伝えるだけだから。

ライティングで伝えるためには、伝えたい事柄の知識が深くなければなりませんよね。実際にライティングを始めてみると、普段本業で使っている知識の中にもあやふやな部分があぶり出される事もあります。

あやふやな部分を、ライティング業務の一環として調べ直すことで知識をより深いものにすることができるのです。

これによって知識が深まることと人にわかりやすく伝えるというスキルが身につくため、本業に役立つことも多く、メリットといえます。

また、ライティング業務に慣れてきたら、他のジャンルにも挑戦することで知識を広げることが可能です。

投資や節約など生活に密接するものからスポーツや車、バイクなど趣味の範囲までライティングのジャンルは幅広くあります。

自分の興味を持っているジャンルのライティングをすることで、どんどん知識は深まっていくはずです。

また、興味はあるけれど下調べが面倒でなかなか取り組めていないことを、ライティングすることで知識の幅を広めて行くことも出来るのです。

副業で報酬を得ながら、知識を身につけていけるため、ライターには報酬だけに留まらない大きなメリットがあるといえるでしょう。

文章力が上がる

ライティングを通じて得られるスキルは文章力です。文章力が上がることで本業を円滑に進められる場面が増えてくることでしょう。

例えば、社内でのチャットツールを用いたコミュニケーションをとるときです。

薬局店舗間の在庫のやり取りなど、チャットツールを使用して業務連絡をしている薬局や、ドラッグストアも多いことでしょう。

そんな中で文章力が上がると、チャットのやり取りを極力減らしながら、要点だけを伝えることが可能になります。コミュニケーションエラーを防ぐことにもつながるため、業務を円滑に進めることができます。

また、薬歴を書いたり、申し送りを残したりする時にも文章力が必要です。

文章力がないと次に投薬する薬剤師へと正確な情報を伝えることができなくなってしまいます。

副業でライターになることで文章力が上がり、社内でのチャットツールのやり取りや薬歴記入、申し送りなど本業にも役立つことが多いです。

薬歴は書けても、長い文章が下手な薬剤師は多いです。ライター業を通じて、思考から文字に落とし込むスキルは確実に上がっていくと言えますね。

スキマ時間を活用できる

薬剤師として病院や薬局で勤務するためには、連続したまとまった時間を確保する必要があります。

本業の他に派遣薬剤師やアルバイトをしようと思っても、なかなか難しいのが休日を利用しなければならず、スケジュール管理がうまくいかないためです。

体力的にも、休みがしっかりとれ無いと続きませんよね。

しかし、副業でライティングを行なう時には、その心配はあまりありません。

2時間で完成するライティング業務の場合には、1時間×2回の時間を確保できれば記事を完成させることができます。当然、30分×4回でも15分×8回でも問題ありません。

生活の中からスキマ時間を見つけて活用できるのがライティングのメリットといえます。

仕事が終わってからまとまった時間を確保するのは大変ですが、生活の中からスキマ時間を見つけるのは意外と簡単です。

通勤時間や休憩時間などを利用してライティングに取り組むことでスキマ時間を有効に使うことができます。

また、一般的な会社では「8時間労働の1時間お昼休憩」という労働時間を設定していることが多く、この場合だと会社に拘束される時間が合計9時間となります。

しかし、個人のクリニックやその門前薬局の場合には午前の診療と午後の診療の間にお昼休憩となることが多く、8時間労働の2時間お昼休憩というところも多々あります。

この場合だと会社に拘束される時間が10時間となってしまい、通勤時間を合わせると仕事が終わってから副業の時間を確保するのは難しいかもしれません。

ところが、ライターであればスキマ時間を活用できるので、この長いお昼休憩を有効に使うことができるのです。

これまでなんとなく過ごしてしまっていたスキマ時間、その時間を有効活用してライターとして活動してみるというのもいい手段ですよね。

会社にバレにくい

日本でも副業が推奨されてきたとはいっても、全ての会社で副業が解禁されたというわけではありません。特に病院や薬局、ドラッグストアでは副業を推奨しているところは少ないです。

それは、企業や患者情報の保護、管理薬剤師が副業として薬局の管理や薬事に関する実務を、法律で禁止されていることなどが原因だと考えられます。

基本的に、正社員なら休みの日に他の薬局で働くっていうのはダメですよね。

そもそも、病院や会社側としては所属している薬剤師が他でアルバイトや派遣薬剤師をしていることを快く思わないことでしょう。なるべく病院や会社には迷惑をかけずに副業を行ないたいところですよね。

しかし許可が得られたとしても、アルバイトや派遣薬剤師の場合には、働いている姿を本業の職場の人に見られてしまう可能性があります。これによって雇用関係のトラブルに発展してしまう危険性もありえます。

ところが、ライターであれば匿名で活動が可能になるため、病院や会社にはバレにくいです。在宅での業務となるため、働いている姿を職場の人に見つかってしまうこともありません。

また、管理薬剤師の場合でもライティング業は、薬局の管理や薬事に関する実務ではないため副業は可能です。

現在お勤めの病院や会社が就業規則で副業を明確に禁止しているのであれば、ライターは会社にバレにくいからといっても副業をしない方がよいでしょう。

しかし、ほとんどの病院や会社は副業を禁止もしていないし、推奨もしていないというところが多いです。

その場合には無用なトラブルを避けるために、バレないように副業を行なえばよいのです。就業規則をしっかりと確認してから副業に取り組みましょう。

どうしても心配な人は、確定申告をする際、住民税を給与から天引きせずに自分で納付すれば全く心配はありません。

クラウドソーシングなどでを利用して、ライターで得た収入は「雑所得」に分類され、給与収入とは性質が異なります。

 

身近な例でいうと、株で得た利益や、仮想通貨で得た利益と同じです。

 

年間20万円以上の雑所得を得た場合、所得税を支払う必要があるため、確定申告が必要となる事には注意が必要ですね。

薬剤師のライター業いくら稼げる?

「副業としてのライター業でいくら稼げるか」という質問に対しては、「頑張れば頑張っただけ稼げる」という答えが最も適してるかもしれません。

ライティング(文章作成)経験がないのに、いきなり1時間の作業で、薬剤師の時給並に2,000円稼ぐというのは無理な話です。

つまり「上手な文章作成技術」がついていき、だんだんと時間に見合った報酬を手に入れる事が出来きます。

報酬は1文字いくらという形が多い

あまり1文字いくらといってもピンと来ないかもしれませんが、例えば「1文字1円のライター業」を請け負った場合、2,000文字の文章を書けば2,000円の報酬を手に入れる事が出来るということ。
(ちなみに、原稿用紙は1枚400文字)

「原稿用紙5枚分も書いて2,000円なんて安すぎるのでは??」と思う人も多いかも知れませんよね。ただ、PCで文字を売っていくと、思いのほか文字数はこなす事が出来るのです。慣れてくれば尚さらですね。

ちなみに「1文字1円」では初心者には仕事は来ません。初めてであれば1文字0.2円~0.5円というところでしょう。そこからだんだん経験を積んでいくのです。

文章作成スキルに関しては、量をこなすだけでは上達しません。ある程度「型」というものや「ルール」があるので、そうした事も学ぶ必要があるのです。

ただ、薬剤師は文章が上手な人が非常に少ないです。文章というより、薬歴みたいに箇条書きしてしまうんですね。

そのため、薬剤師としてライター業のスキルを身に付けられれば、かなり需要が高い存在と言えます。

ライティングスキル+知識を生かした仕事(メディカルライター)などであれば、1文字5円~10円という単価で請け負う人もいます。そうすると、1記事で2万、3万円の報酬となっていくのですね。

もちろん、そこまで到達する事は難しいかもしれません。本業として行っている人もいるためです(憧れ?のフリーランスですね)。

ただ副業という形で月に1万~5万円程度であれば、十分稼ぐ事が出来るのがライター業なのです。リスクもないし、自宅で出来るので、副業初心者にはおすすめといえるかもしれませんね。

まとめ

薬剤師だからといって安心できる時代は終わりました。薬剤師としての業務以外の時間をどう過ごすかでこれからの薬剤師人生は決まるといっても過言ではありません。

勉強会やセミナーに参加して本業にさらに磨きをかけるという方法も良いですが、副業を通じて本業に磨きをかけるという方法もあります。

その上でライターは薬剤師にとっておすすめの副業といえます。

これから副業を始めようと考えている薬剤師、ライターから始めてみてはどうでしょうか!

文章を書くのは始めは難しいです。でも、少しずつ慣れてきますよ!