初めて転職する薬剤師の注意点【こんな求人を選ぶな】

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毎日働いていると、転職したいと気持ちになる時もありますよね。

ところが、転職しやすい薬剤師も、初めての転職となるとどんなことに注意したらいいのかわかりません。

初めての転職にチャレンジする薬剤師は、ポイントをおさえないと転職に失敗して現状よりも悪くなってしまう可能性もあるのです。

今回は初めての転職にチャレンジする薬剤師が注意したい、選んではいけない求人について解説していきます。

初めての転職で不安を感じたり、右往左往したりしている薬剤師はぜひ参考にして下さいね。

少しの注意点を抑えれば大丈夫!

結論から言うと、初めての転職では「上手な情報収集の仕方」が分からないため、薬剤師専門のキャリアアドバイザーを利用するのが最善策です。

大手の「薬キャリエージェント」に登録し、まずはあなたの希望条件などをしっかりヒアリングしてもらえば、安心して転職活動をスタート出来ます。

初めての転職にチャレンジする薬剤師が注意したいこと

初めて転職する薬剤師

初めての薬剤師転職では、何から始めたらいいのかわかりませんよね。

とりあえず、ハローワークに行ったり、転職サイトに登録したりしても望んだ結果が出るかは誰にもわかりません。転職の相談には乗ってくれますが、最終的に決めるのは自分自身です。

まずは、初めての転職にチャレンジする薬剤師が注意したいことについて解説していきます。

ホントに転職の必要があるのか

まずは、「なぜ転職したいのか」「ホントに転職の必要があるのか」という点を考えたいところです。
転職したい理由が、「今の仕事がイヤだから」では、転職に失敗してしまうかも。

人間関係がイヤだから、賃金が低いから、休みがとれないからとさまざまな事情で今の仕事がイヤだという人も多いですよね。

時には逃げもとても有効な手段です。ストレスを抱えすぎて健康を害している状態では、真っ先に今の職場から逃げ出すことを優先した方がいいですよね。

それでも薬剤師だから、仕事はたくさんあります。その点は心配はありません。

健康を概してしまう状態だと、何の為に働いているのかわからなくなってしまいます。そのため、健康を害する前に転職について考えるのが大切です。

転職したい原因を自問自答していくと答えが見えてきます。自問自答を続けていくと「転職せず今の職場で頑張る」という答えが見えてくる人もいます。

具体的に転職したい原因を挙げられるように考えていくことが大事です。

ポイント
薬剤師は転職が容易なものの、働きながら転職活動する事が一番リスクの少ない方法。それが結論です。

初めての転職なら薬キャリエージェントに登録して相談すれば大丈夫。迷って悩んでるくらいなら、一歩踏み出してみる事が大事ですね。

優先順位を決めておく

転職をしたい薬剤師は、現状に不満があるわけですよね。しかし、その不満が転職によって解消されなければ意味がありません。

また、解消されたとしても必ず別の不満が出てくるので、そこも考えていきたいところです。

例えば、低い賃金がイヤで転職したい薬剤師がいたとします。賃金重視で求人を選んでいった結果、残業や休日出勤が増えてしまう可能性が高いです。

今の職場と比較して賃金は高くなっても、働く時間が増えて休みが少なくなってしまうのです。

これまで休みに関しては何の不満もなかったのに、転職によって新たな不満が増えてしまいます。これを不満と思わず、賃金が増えて満足な薬剤師もいますよね。

賃金と働く時間はトレードオフの関係になりやすいので、バランスを考えていくことが大切です。

このように自分にとって何が大切なのかは人によって違いますよね。

転職する時に何に重きを置くのか優先順位をしっかりと決めておくことが大切です。ハローワークや転職サイトでは、たくさんの求人があります。

3つも4つも複数の転職サイトに登録すると求人が多過ぎて、初めての転職では迷いパニックになることも。しかし、優先順位をしっかりと決めておけば、迷いが減ります。

安心なのは「薬キャリエージェント」。

自分で決めた優先順位を基準にして求人を選んでいけば、満足のいく転職ができます。転職の必要があると判断したら、次の職場の優先順位を考えていくことが重要です。

初めて転職する薬剤師はこんな求人を選ばない方がいい

薬剤師の多くの求人案件を眺めていると、さまざまな求人があるため、初めての転職だと迷ってしまいます。

たくさんの求人の中には選んではいけない求人を混ざっているので、それは避けたいところです。こんな求人は選んでいけないという危険な求人についてご紹介します。

アットホームな職場

人間関係がイヤになって転職を希望している人も多いですよね。転職サイトによるアンケートの結果、転職理由の1位は人間関係です。

薬剤師の職場は、せまいので人間関係に悩んでいる薬剤師が多いのも頷けますよね。

人間関係に悩んでおり、求人を見ていると「アットホームな職場」という謳い文句を掲載している企業があります。

つい、アットホームなら人間関係も良さそうなので応募しようかなと思ってしまいますよね。しかし、「アットホームな職場」の求人には注意が必要です。

このような謳い文句を求人に掲載しているのは家族経営か小規模な会社であることが多いです。仲間意識が強い傾向にあり、それが原因でブラック化していることも。

みんなで残業したり、みんなで休日出勤や休日にイベントをしたり、みんなでプライベートな情報を共有したりと強い仲間意識が裏目に出てしまっているケースが多いです。

あまり仲間意識が強い薬局だと、仕事とプライベートの境目がなくなってしまう可能性がある事に注意。でも、そういう職場が好きな薬剤師にはおすすめですね。

また、新しく入った人と意見が合わなかった時には排除するという方向に考えが向かっていくことも多いです。

意見が合えば、みんなで仕事もプライベートも共有できるのでいいのですが、合わなかった時には大変です。せっかく転職してすぐにまた新たな転職先を見つけるハメになってしまいます。

年間休日〇〇〇日、年収〇〇〇万円可など、転職者にとって魅力的な情報があれば積極的にアピールしてくるはずです。

ところが、アットホームな職場とアピールしてくるのは、転職者にとって魅力的な情報がなくアピールできる要素がないのです。

それしかアピールポイント無い可能性も……

似たようなものの中には、アットホーム以外にも「若手が活躍中!」「やりがいのある仕事!」には気をつけたいところです。ブラック企業の常套句!

若手が活躍中なのは、中堅やベテランが辞めてしまうような環境だからです。薬剤師に仕事はどこも変わらないので、仕事にやりがいを感じられる人なら転職の必要はないですよね。

抽象的な言葉を多用してひびきのいい言葉を書き並べている会社には警戒が必要です。若くて経験の少ない自分を騙そうとしていると思うくらいがちょうどいいです。

具体的な言葉で掲載している会社はたくさんあるので、心配いりませんよ。

条件が良すぎる

賃金や休日などの労働条件が良すぎる場合には気をつけた方がいいのかも。同じエリアの求人を比較してみて明らかに労働条件が良い場合には、怪しんで見るのが大切です。

「せっかく高待遇を提示してくれているのに失礼じゃないか」と思う若手もいますよね。

不自然に良い労働条件は、裏側に何かが隠れています。よくあるのが、1人薬剤師で多くの患者さんの対応をしなければならないというハードワークな職場です。

でもこれはまだ良い方です。ハードワークでも構わないので、バリバリ働いてたくさんの賃金が欲しいという若手にとってはむしろメリットとなります。

ひどいケースでは、薬歴を書かず多くの処方せんを応需して利益を効率化していたり、近隣医療機関のドクターと口裏を合わせて不正な保険請求をしていたりと法律に触れるようなことをしていることも。

そこに入社して、問題がバレてしまえば今後の薬剤師人生にも関わってきます。一時の利益に目がくらんでしまい、免許が停止になってしまえば大変です。

経営者の遵法意識が低い会社では、従業員も悪気がなく法律違反をしていることもあります。そんな経営者と同僚に囲まれて働いていると自分の中の感覚が狂ってきて、その会社でしか通用しない人材になってしまいます。

人生は長いので、また転職することも十分にあり得ます。そんな時に、他の会社では通用しないのであれば採用を勝ち取ることは難しくなります。

それに法律違反をして稼いでいても、モヤモヤした気持ちで日々を過ごすハメに。これは、メンタル的にもよくないですよね。

胸を張って人の役に立ち、賃金を得て堂々と生きることが大切です。薬剤師であるからという事はもちろんですが、会社の遵法意識を確認するのは重要です。

残業の頻度

仕事をしていれば残業が発生してしまうのは仕方ないことです。定時だからといって患者さんを置き去りにして変えるわけにはいきません。

いくら患者さんのためとはいえ、残業の頻度と残業代についてしっかり確認して働いた分の残業代はもらわないとですよね。

ひどいところでは、サービス残業でいくら残業があっても残業代が支払われないところも。残業について転職前にチェックするのが大事です。

まずは、残業に頻度についてです。ここで、残業がほとんどない、月平均で3時間以内などの回答が得られれば残業についてはそこまで心配する必要はありません。

調剤薬局やドラッグストアの場合には店舗によって偏りがある可能性もあるので、たくさん質問をして自分が納得いく回答を得られれば転職先の候補となりますよね。

もしも、残業がそれなりにある場合には残業代の仕組みについても確認が必要です。

多くの調剤薬局やドラッグストアでは、固定残業代という形で支給しているところが多いです。しかし最近では、固定残業制を悪用して残業代不払いなど違法労働の温床になっているケースも。

固定残業代は、何時間分でいくらなのか把握しておく必要があります。これは会社によって大きく違っていて、20時間分のところもあれば60時間分のところもあり幅広いです。

60時間で設定されている会社の場合には、それに近い残業をしている従業員がいる可能性が高いです。残業がイヤで転職したい薬剤師は、そのような求人は選んでいけませんよね。

確認せずに転職してしまい後になって後悔することもあり得ます。細かいところまで確認して納得して転職を決めるのが大切です。

薬剤師初めての転職【まとめ】

初めての転職では、よくわからないことだらけです。質問しようにも、こんなことを聞いても大丈夫なのかと遠慮してしまうこともあります。

求人で気になった点も遠慮して質問できない状態で転職してしまって、その点が後に問題となることもあります。

自分にとって何が優先なのか整理して、求人票の中で気になることはとことん聞きまくることが大切です。

働きやすい、ホワイト求人。そしてしっかりと年収も得られるような薬局・Dgs探しのためにも、まずは転職サイトを積極利用していく事が失敗ない転職の近道と言えます。

初めての転職で薬剤師の利用が多く、登録者数が多い「薬キャリエージェント」を利用し、着実に進めていく事が大事ですね。