薬剤師の転職サイト比較!現役薬剤師がレビューと選び方を紹介

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薬剤師の転職サイトって、どこがおすすめなのかな?詳しく知りたい!

薬剤師が転職活動を始める時に利用する転職サイト。たくさんあって、迷ってしまいますよね。

この記事では私が実際に利用した「使って良かった薬剤師転職サイト」を比較して、おすすめ順に紹介していきます。

【ポイント!】

初めての転職なら「マイナビ薬剤師」がサポートが手厚く一番。

 

そして利用者数No.1の「薬キャリエージェント」、2社と合わせて利用したい「リクナビ薬剤師」の3つの転職サイトをおすすめしたいです。

利用者数No.1:2015年3月エムスリーキャリア株式会社調べ

1.マイナビ薬剤師

マイナビ薬剤師は、特に初めて転職する薬剤師におすすめ。私が初めて使ったのも、ここです。2回は利用していますね。

求人数が多いので、薬局から企業まで、希望に沿った転職活動をする事が可能。

なぜ「初めての転職におすすめ」かというと、サポートがしっかりしてるから。薬局への面接同行など、キャリアアドバイザーに頼って転職活動をする事が出来たのがおすすめポイントです。

・マイナビ薬剤師

2.薬キャリエージェント

薬キャリエージェントは、情報サイトでおなじみの薬剤師も多いはず。でもあの情報サイトって、ちょっと求人募集メールが多いので微妙と思っていました。

でも「転職活動するから求人紹介して欲しい」と改めて会員登録すると、アドバイザーがしっかり対応してくれます。求人数では圧倒的と言えますね。

なので、30代、40代で「面接サポート」なんかは要らないな!っていう薬剤師にはぴったりです。とにかく多くの求人、高待遇条件希望などでは、探しやすいと言えます。

薬キャリエージェント

3.リクナビ薬剤師

リクナビ薬剤師は、薬剤師の転職サイトとしては利用者数が上の2つと比べると少し落ちます。

それでもおすすめと言えるのは、「リクルート」という認知度を生かした求人に出会う事が出来たから。

「今すぐ転職したい」という薬剤師にももちろん良いんですが、「次のボーナス貰ったら転職しようかな」「それまでに良い求人紹介してくれないかな」という薬剤師は利用したい転職サイトですね。

・リクナビ薬剤師

この薬剤師転職サイトを使えば、安心して転職活動が出来ますね!

薬剤師転職サイトの選び方って?

薬剤師転職サイト比較

選び方って難しいですよね。「この薬剤師転職サイトがおすすめ!」って言われても、何をもって「おすすめ」なのか、私はずっと疑問に思っていました。

だってどんな転職サイトだって、多くの求人を紹介してくれるのになー、と思っていたからです。

私が初めて転職活動で利用したのはマイナビ薬剤師なんですが、しっかり紹介してくれたし、とても良かったです。あまり高年収(年収800万可!)とかの求人は紹介してくれませんでしたけどね。

さて、それではどのようにして薬剤師転職サイトを選ぶのが良いと言えるのでしょうか?

それは、それぞれの転職サイトの特徴をしっかりと把握して、あなたがどういった転職活動をしたい、薬剤師としてこんな風に活躍してきたい。そんなあなたのニーズを汲み取ってくれるかが大切なんです。

薬剤師転職サイトは比較が大切!

例えば薬剤師としてどう働きたいか

20代の薬剤師であれば、自分のスキルを高められるような求人を積極的に紹介してくれる、そんな転職サイトが良いはずですよね。30代であれば、ワークライフバランスを考えた働き方が出来るかどうかなど。

私は楽して働きたいんですけどね……(笑)

薬剤師って転職する人が多いですが、それでも何回も転職するわけじゃないですよね。

「いま、こんな事に悩んでる」そういう不満の解決や、薬剤師としてどう働きたいのかを、しっかり求人として提示してくれる転職サイトが一番良いし、そうした所を選ぶのが大切なんですね。

友達が使って良かったならそれもアリ!

知り合いの薬剤師が「◯◯っていう薬剤師転職サイト、とっても良かった!」そういった事を教えてくれたなら、ぜひあなたも利用するのがおすすめです!

薬剤師転職サイトってたくさんあるんですが、キャリアアドバイザー(担当者とかエージェントなどとも言う)の相性ってかなり大事です。

それだからこそ、あなたの友達などから紹介してもらうのは割と「いい担当者」に当たる確率が高くなるので、転職を考えているならば利用してみる価値はあるはずです!

ただ注意として、「友達を紹介すると5000円のクオカードプレゼント」のように、単に知り合いがお金目当てであなたをその転職サイトに誘導している可能性も結構ありえます。

信頼出来る友達からの紹介だったらためらう事無くその薬剤師転職サイトを選択すれば大丈夫。ちょっと知り合いくらいだったら、微妙な可能性もありますね。

ただ逆の立場を考えると良く分かると思うんですが、転職って人生の一大イベントです。あなたが友達に「ここ良かったよ~」とかって、結構言いにくいと思うんですよね。小さい規模の薬剤師転職サイトならなおさらです。

友達から紹介してもらったのがそれなりに大手だったらそれを使えばいいし、こうした比較記事を参考にあなた自身で選ぶのも、後悔しない薬剤師転職サイト選びのポイントとなってくるかもしれませんね。

こんな薬剤師転職サイトは選ばない方がいい!

薬剤師の転職サイトは多すぎるくらいにたくさんあります。大手から個人が経営するものまで様々。ではどんな転職サイトは使わない方がいいと言えると思いますか?

それは求人をただ紹介するだけ、そして電話がしつこい。この2点に尽きます。そういった薬剤師転職サイトは選ばない方が良いですよね。

連絡がしつこいのは仕方がない面も

でもある程度「電話がしつこい」「ショートメールが多い」のは、仕方がない面でもあるんです。なぜなら無料で手厚いサポートを受けられることの裏返しでもあるから。

薬剤師の転職サイトは無料で利用できます。また面接対策をしてくれたり、あなたの希望に沿った求人を探してきてくれます。とても人手・お金が掛かっているのです。充実したホームページ(求人を掲載する)を更新し続けるのもとても多くのお金が掛かっているのです。

そうした事が出来るのは、あなたを薬局や病院・企業に紹介した際に支払われる紹介手数料があるからこそ。

薬剤師資格を生かして転職するという事は、「ぜひうちで働いて欲しい!」と思っている雇用主があるからこそなんですね。

連絡がしつこい薬剤師転職サイトは嫌だなと思う人もいるかもしれませんが、連絡が異常に少ないとしたらどうでしょうか?

3ヶ月以内に転職したいのに、全然求人を紹介してくれない……

そういう事にもなりかねませんよね。

薬剤師って求人が多いので、転職活動も1年、2年掛けて行うものではありません。めんどくさいと思ってしまう人もいるかもしれないんですが、3ヶ月くらい集中的に転職活動をすすめるのが大切なポイントですね。

薬剤師求人をただ紹介するだけはダメ

これって人によって温度差があると思うんですが、自分で求人を比較して選びたい人もいます。そういう薬剤師にとっては、とりあえず求人を片っ端から紹介してもらう方がいいですよね。

でもまだ20代だったり、初めての転職だったり、そんな場合はどれがあなたにとってベストな求人選びか、自分自身で理解出来なくなってしまいます。

そうした事もあるので、特に求人が多い薬剤師だからこそ、しっかりとサポートしてくれる薬剤師転職サイトじゃないとダメなんです。

小さい薬剤師転職サイトは選ぶな!

あなたが30代、40代の薬剤師で転職経験も何回かある。そうした場合であれば、小さな薬剤師転職サイトを利用する事もありかもしれません。あなたの要望に沿った求人を「探してきてくれる」からです。

ただ一昔前と違って、薬剤師が簡単に転職出来る時代も終わってきています

それと、小さい転職サイトを使わない方が良いって関係あるのだろうか?

簡単に薬剤師が転職出来ない、それが何を意味するかと言うと、薬剤師転職サイトの淘汰です。つまり、経営が厳しくなってしまうという事なんです。

出来るだけ多くの薬剤師に利用してもらわないと、転職サイトだって運営出来ません。そこで働いている人もいるんです。結果、強引に求人紹介をしたり、口先で良いことしか言わずに薬局紹介するといったケースも生じてしまう可能性が年々高まっているんですね。

私が使った薬剤師転職サイトの詳細レビュー

薬剤師転職サイト比較方法とは

私がおすすめした3つの薬剤師転職サイト、もちろん使った事があります。実際に転職までした事もあるし、「求人ありますか?」って相談しただけで終わったケースもあります。

現役薬剤師1,000人に聞いた薬剤師転職サイトの口コミや評判!という訳じゃないので申し訳ないんですが、個人の感想として各薬剤師転職サイトのレビューをお伝えしたいと思います。

マイナビ薬剤師

マイナビ薬剤師ですが、一番落ち着いて転職活動をさせて貰えたと思います。それは当時はあまり気づかなかったけど、振り返って感じる事かもしれませんね。まず、アドバイザーっていうですかね?担当者の方が、私の事を客観的に見てくれて求人紹介をしてくれました。一言で言うと、あんまり甘い感じじゃなかったです。

割と厳し目に、本音を言われた……

薬剤師転職サイトって、結構「年収700万円可!」とか、甘い言葉で転職したい薬剤師を誘い込む傾向があります。これはどの会社もそう。「う~ん」と思う部分もあるけど、薬剤師に登録してもらうところがスタートなので、これは仕方ないです。

他と同様、マイナビ薬剤師もまぁまぁ甘い言葉で「いい求人ありますよ」的な登録のさせかたをしてる訳ですが、面接~求人紹介はそこそこ自分の薬剤師としての立ち位置を客観的にしっかりと教えてくれて良かったと思っています。薬剤師って勘違いしてる人多いですからね。単に薬剤師不足で求人が多いだけなのに、自分を過大評価している傾向が強すぎるというか。

そんなわけで、コンサルタントというか転職エージェントは、マイナビ薬剤師についてはしっかりして、将来について考えるきっかけになりました。ちやほやされたい薬剤師には向いてないかもしれませんね。

薬キャリエージェント

薬キャリエージェントは薬剤師利用者が一番多い(2015年3月エムスリーキャリア株式会社調べ)だけあって、求人がたくさん集まるんですかね。というか、「こういう求人しか転職考えてないです」と伝えると、それを探してきてくれる感じです。

正直、ここ最近になるまで、薬キャリエージェントはとてもおすすめできる薬剤師転職サイトとは言えなかったんです。なぜなら、コンサル的なサポートは無いに等しく、面接同行も無し、極端に言うと求人を電話で伝えて終わりという側面が強かったからです。昔っから、そういう面が強くて、とてもおすすめなんて出来ませんでした。

以前は電話で薬剤師求人を紹介して終わり、だったな……

ただここ最近は潮目が変わってきたようで、しっかりとしたサポートを行っています。つまり、この薬局に転職するとこういった事が学べますよ、とか教えてくれるようになったんです。

薬剤師転職サイトとして、薬剤師におすすめと言えるようになってきたのです!(確信

薬キャリエージェントって大きな会社が運営してるので、塩対応だなという部分もかつてはあったんですが、それはほとんど無いと言えるようになりました。ただデメリットとしてはどうしても面接サポートは弱い薬剤師転職サイトである事は事実。

そうしたこともあり、初めて転職する薬剤師よりは、30代の薬剤師で年収を上げたいとか、そういう人材に向いているかなと思いますね。

リクナビ薬剤師

リクナビ薬剤師は今でもたまに求人が送られてくるんですけど、本当に「なかなか良い求人だな!」と思わせられる事が多いです。求人はそこまで多く無いように思うんですけどね。

薬剤師として働いていると、調剤薬局はもうやだなとか、ドラッグストアでは働きたくないなとか、要するに他の業種が魅力的に感じてしまう事が結構ありますよね。リクナビ薬剤師の求人って、そうした薬剤師に向いてるというか……う~ん何て言えば良いんですかね、私もそうなんですけどいつも現状に満足しきれてない薬剤師向きの求人があるかなと感じています。

なので、転職を考えている薬剤師ならぜひ登録しておいて損の無い薬剤師転職サイトですね。

とりあえず登録しておいて損が無いと言えるサイト!

キャリアアドバイザーについては、まぁまぁ微妙です。ただ紹介してくる求人がそこそこ魅力的なので、やっぱり捨てがたいです。リクルートブランドの強みを生かした求人を発見出来る可能性は大切にしたいですね。

特徴的!薬局が運営する薬剤師転職サイト

私がこの記事冒頭でおすすめした薬剤師転職サイトは、もちろんいずれも人材紹介業者です。どこの薬局と関わりがある……という事はもちろんありません。

ただ、薬剤師転職サイトの中には「薬局が運営している」「ドラッグストアが運営している」そうしたものも結構多いんです。

A薬局では働きたく無いのに、A薬局ばかり紹介される……

そんな悲劇に巡り合わないためにも、念の為には把握しておいた方が良いかもしれませんね。

という事で、大手チェーン薬局&Dgsが運営している薬剤師転職サイトを紹介していきます。少し参考にしてみてくださいね。

アインファーマシーズ系:薬剤師転職ドットコム

薬剤師転職ドットコムは、メディウェルという会社が運営している薬剤師転職サイト。このメディウェルはアインホールディングスのグループ会社です。

新卒薬剤師に人気があって採用人数も多いアイン!さすが大手だけあって、しっかりと人材紹介業も運営しています。

私は利用したことが無いので正確な事(口コミやレビューなど)は分かりません。ただ調べた感じだと、サポートが手厚くて割とおすすめの薬剤師転職サイトのひとつと言えますね。

アインファーマシーズはこの薬剤師転職以外にも、医師求人サイトも運営。これはこの次に紹介する日本調剤も手掛けている分野ですね。

薬剤師転職ドットコム

日本調剤系:ファルマスタッフ

ファルマスタッフは薬局求人に強くて(求人数が多い)、おすすめの転職サイトの一つです。そのファルマスタッフですが、日本調剤の子会社です。

ファルマスタッフを利用したからと言って「日本調剤をおすすめされる」という事は基本的にあまりありません。あまり……と言うのは、「転職できればどこでもいいかなあ」など、優柔不断だと日本調剤をおすすめしてくる可能性があるという事なんです。

もちろん新卒にも人気がある日本調剤ですから、ぜひそこで働きたい!という薬剤師がいれば、積極的に利用してみると良いかもしれませんね。

ファルマスタッフ

クラフト系:アポプラス薬剤師

こちらも大手チェーン薬局であるクラフト運営なのが、アポプラス。アポプラスは医療業界全般の転職支援をしていて、またMRの転職支援も行っています。医療業界に強いパイプがあると言えますね。

薬剤師求人数という面で比較してみても、大手薬剤師転職サイトに劣らないだけの求人取扱数。調剤薬局などに特に強いといえるでしょう。

アポプラス

総合メディカル系:転職ゴリ薬

ゴリ薬って聞いた事がない薬剤師がほとんどかなと思いますが、ネットで求人を探していると、たまにサイトを見かけます。このゴリ薬という転職サイトを運営している総合メディカルは有名といえるチェーン薬局ですよね。

総合メディカル?知らん。

大手ですが、目立つ会社ではないので知らない薬剤師もいるかもしれません。私は、正直よく知らないです。総合メディカルも、ゴリ薬も聞いた事がないなら、特に利用するメリットがないと思ってしまうかもしえませんが、そんな事はありません。

スマホなど自分で求人探しをしていると、たまに目にするのがゴリ薬という転職サイトの求人。もし自分で探していい求人を紹介しているのがゴリ薬だったら、積極的に利用してみといいかもしれません。

もちろんこちらから能動的に登録して、転職支援を受けるというのも良いかもしれませんね。私は使った事無いので、ちょっと評判などは分かりません。

転職ゴリ薬

アイセイ薬局系:お仕事ラボ

アイセイ薬局って割と都心部に集中しているので、そこそこ年齢が高い薬剤師だと知らないかもしれませんが結構な規模の薬局チェーンです。

そのアイセイ薬局が展開するのが、お仕事ラボという薬剤師転職サイト。自分は使った事がないので、口コミ・評判なんか知らないですけど、悪くはない感じです。

どうでも良いんですが、ネーミングの「お仕事ラボ」って、なんか薬剤師の仕事の研究紹介している感じですよね。でもただの薬剤師転職サイトですね。いや、別に悪くはないですよ。

お仕事ラボ

阪神調剤系:エクスファルマ

関西だと有名なんでしょか……東京でもごく都心部など限られたところにしか阪神調剤って無いですよね。う~ん、関東圏の人間には馴染みが薄い。

ただきっと!関西では大手で有名なはず!その阪神調剤が運営するのが、エクスファルマという薬剤師転職サイトです。自分は良くしらないです。リンクだけ参照用に貼っておくので、以下の公式サイトから覗いてみてください。

エクスファルマ

スギ薬局系:キャディカル薬剤師

スギ薬局グループの薬剤師転職サイトが、キャディカル薬剤師。決して大手とは言えないですが、やっぱり他社と同様、薬局の求人に強いと言えます。

スギ薬局は「保険薬局」っていうより、ドラッグストアのイメージが強い薬剤師が多いと思うのですが、割と調剤併設店舗も多いです。ここ5年くらいで大きく増えましたね。スギ薬局を辞めたい薬剤師が利用すると、会社から感謝されるかもしれませんね。

キャディカル薬剤師

他にもたくさんあると思うから、興味のある人は調べてみてね。

どんな会社が薬剤師転職サイトを運営してる?

この記事冒頭で「おすすめの薬剤師転職サイト」を3つ紹介したんですが、いずれも大手の会社が運営しています。

薬学生が就職活動で利用する事も多いんですが、まずマイナビは有名ですよね。

有名と言ったら有名ですけど、具体的に教えて欲しい……

そこで以下、「マイナビ薬剤師」「薬キャリエージェント」「リクナビ薬剤師」について、どんな薬剤師転職サイトなのかを比較・解説していきますね。

とは言え、私がググってここに書いてもしょうが無いんで(というか面倒くさい)、私が持ってるイメージだけざっくりと紹介します。そこから何となく掴んでもらえれば大丈夫です。興味のある薬剤師は、読んでみてくださいね。

マイナビは人材紹介業が中心

マイナビ薬剤師は、マイナビという会社が運営しています。当たり前って言えば当たり前ですし、でも誰でも名前を聞いたことがある会社ですよね。ただ「どんな会社か」って言うと、知らない薬剤師も多いはず。

ちなみに私が初めて転職活動した時にもマイナビ薬剤師ってあったんですが、結構歴史の古い会社でもあります。

詳しくはWikipediaを見てね。

上記の通りです。

いちおうダラダラと解説すると、「毎日就職ナビ」から、略してマイナビととっています。毎日っていうと、毎日新聞のあれです。いや~、今の若い人、新聞読まないから毎日新聞なんて知らないかな……。

分類としては広告業で、もともとは毎日新聞社の関連企業だったわけなんですが、今では資本的な繋がりも薄くて独立してると言えるので大丈夫(何

毎日転職活動する、みたいであんまりな感じもするんですけど。でも今はイメージがいい企業になっていますね。スポーツをみていても「マイナビ提供」とか良く見ます。

薬剤師の転職サイトとしても有名なマイナビ薬剤師ですが、薬学生向けにやっぱりおなじみ。就職活動の時にエントリーする時など、「マイナビ2022」みたいなサイトに誘導された人もいるはず。そうしたポータルサイトを運営していると思って貰えればいいかもしれませね。

ちなみに私がブログを書く際に参考にしようとしたデザインの書籍があるんですが、それがマイナビ出版で「あー、意外と身近にあるんだなぁ」と良く感じています。あなたの周りでも、結構生活の中に溶け込んでいるかもしれませんね。

説明が支離滅裂かもしれませんが、薬剤師の転職活動には一切関係が無いので、詳細は割愛します(適当)

薬キャリエージェントは情報サイトでおなじみ!

「おなじみ?」知らないなぁ……

そう思った薬剤師は注意が必要!ちょっと情報収集力が足りないかもしれません!

新人薬剤師に限らず、薬剤師は情報収集が大切。本で勉強するのも大切ですが、やっぱり手軽なのはスマホやサイトでこまめにチェックすることですよね。そうした場合に利用者数が多いのが、薬キャリエージェントや日経DIといった所。この両社、どちらも薬剤師の転職も扱っているサイトで、薬剤師転職サイトと言えるんです。

コラムのような記事が多く、たまに見ている薬剤師も多いです。ただ、メールで頻繁に薬剤師求人が送られてくるので、少し「うっとおしいな」と思う薬剤師も多いかもしれませんね。でも多くの薬剤師が使っているポータルサイトという事は事実なんです。

薬剤師に支持されて……というか利用者はNo.1(2015年3月エムスリーキャリア株式会社調べ)。利用するのには安心出来る転職サイトの一つです。評判が悪すぎたら誰も利用しなくなってしまいますよね。また、医師の求人に強いのも特長です。

医療求人を手掛ける王道サイトとも言えるはずです。

リクナビ薬剤師はリクルート運営

リクナビ薬剤師という転職サイトは、リクルートが運営。「リクルート」という名の通り、人材紹介業の大手で、一般人材の転職も多く手掛けています。

また、リクルートはとても身近な存在で、きっとあなたの周りでも普段から利用しているサービスもあるはずです。

ホットペッパー、じゃらん、SUUMO、タウンワーク、ゼクシィ!知っているサービスが多い!

テレビCMでも耳にしたことがあるサービスが多いですよね。

薬剤師転職サイトとは関係ない事業も多いですが、それは大手だからこそ。昔からリクルートは人材紹介業を手掛けていて「とらばーゆ」など、年配の人も知ってるサービスが多いんです。

薬剤師転職サイトとしての利用価値はどこにあるのかな?

一言で言えば、リクナビ薬剤師を利用する大きなメリットの一つが、リクルートという知名度。つまり、大手の企業など、リクルート経由で募集するケースがあるという事です。薬剤師としてこんな仕事がしたかった!というような、お宝求人に巡り会える可能性があるのです。

とは言え、リクナビ薬剤師は薬局求人などにはそこまで強くないのも事実。キャリアアドバイザーのサポートも弱いです。そのため、あくまでメインに使うというよりは、複数の転職サイトを利用するうちの1つにすると良いかもしれませんね。

私が気になる薬剤師転職サイト!

ブログという体で薬剤師転職サイトについてつらつらと書いている訳なんですが、私自身使った事があるかどうかは抜きにして、いろんな転職サイトがあります。

「あー、こんな薬剤師向けの求人紹介サービスがあるんだな!」と思うこともしばしば。それを紹介したいと思います。もちろん利用した事があるサイトも紹介します。

うーん、それを知るメリットってなんでしょうかね?無いですよね。

「自分が気になっている!」だけなんで、特に理解するメリットはないですね。だた興味本位で、気になる薬剤師の転職サイトを紹介してみたいと思います!勝手に紹介!

①リクナビNEXT

リクナビNEXTって、ほとんど薬剤師の転職サイトでおすすめされるって事は無いです。でも一般転職では良く利用される人気の高いサイト。そもそもなんですが「転職サイト」と「転職エージェント」って微妙に違いますけど、結構一緒くたにされてます。

本来ならば、自分で登録して求人さがしも自分でするのが「転職サイト」。求人を探してくれてフォローが手厚いのが「転職エージェント」なんです。

薬剤師って求人も多いし、年収も交渉出来るので基本的には「転職エージェント」がおすすめですし、マイナビ薬剤師、薬キャリエージェント、リクナビ薬剤師は本当なら転職エージェントです。

細かい事はどうでもいい……

それで、リクナビNEXTなんですが、これは「転職サイト」です。マイペースに自分で探せるという大きな利点があるんですが、大きなデメリット2つとして、登録がめちゃくちゃ面倒くさい&薬剤師求人は少ないです。

自分も登録してるんですが、薬剤師求人は月に1,2件とかしかこないですね……。積極的に転職したい薬剤師には使い勝手が非常に悪いんですが、私は情報収集用に活用しています。まれにメールで「これは珍しい求人でとても良いな」という求人がくるんです。

いちおうリクナビNEXTの体裁としては「あなたのプロフィールに基づいてスカウトメールを送ってくれる」となってるんですが、基本はどの薬剤師にも一律送信してるんだろうな……とは感じます。普通に薬局求人もきますからね。

登録しておいて損はない薬剤師転職サイト(と言えるか?)ですが、だだひたすら登録が面倒なので、転職に対する温度感がめちゃくちゃ低い薬剤師向けですね。ちなみに、電話が掛かってくるとか、連絡しつこいとか、一切ありません。たまにメールが来るだけですね。

②日経DIキャリア

日経DIって、情報収集用に利用している薬剤師がかなり多いと思います。あのサイトって、結構「求人情報」がわんさか表示されますよね。メールも結構多いですし、まぁまぁ迷惑です。

でも、転職で利用するには割とおすすめの転職サイトとも言えるんです。なぜなら、日経って大きな会社で、あの日経DIのサイトってポータルサイトなんです。つまり、中小規模の薬剤師転職サイトが、日経DIに求人を紹介してもらっています。

日経DI内のサイトを見るとわかると思うんですが、求人情報のところの補足に「担当」みたいな形で「マイナビ薬剤師」とか「クラシス」とか、他の薬剤師転職サイトの情報を載せているんです。

誰もがみるサイトだからこそ、そこを曲がりして他の人材紹介会社が「うちの求人を載せてください」って掲載してるんですね。もちろんいくらか金額はわからないけど掲載料金(もしくは成約手数料)が他社には必要でしょう。

結構えげつない!日経って大きな会社だから自社でやれば良いのでは……と思うんですけどね。とは言え、薬剤師に有用な情報を提供してくれるサイトである事には間違いないです。私達薬剤師が無料でそうしたサイトを利用出来るためには、仕方ない事なのかもしれませんね。

薬剤師転職サイトとして日経DIはあくまで仲介という形ですが、気になる求人があればサイト内の求人から連絡(登録)をしてみるのもいいかもしれません!

薬剤師転職サイトの活用術!

活用術!なんて大げさな感じなんですが、まず大切なのは、会員登録フォームをしっかりと間違いなく入力すること。そうすれば、あとはあなたが利用した薬剤師転職サイトから連絡が来るので、それに沿って転職活動を始めれば心配はありませんね。

ざっくりと、流れだけでも……

まず、各転職サイトに登録すると、割とすぐに会員登録後電話が掛かってきます。土日に対応していない紹介会社も多いんですが、割と今はお休みのときでもファーストコンタクを早めにとってくれますね。

ボケーッとただ登録してしまうと、エージェントから「今はどんな状況ですか?」「どういった求人が希望ですか?」と言った質問にあたふたしてしまうかもしれません。でもそこはあんまり心配しなくて大丈夫です。

薬剤師が転職活動を始めるときって、次にどういった形で薬剤師として働きたいか、意志が明確になっていないケースってとても多いんです。だから、電話でのヒアリングに迷ってしまうものよくある話。そんなときは、また時間をおいて考えてみたり、或いはエージェントと一緒に「どういう希望で働きたいか」を明確にしていけば問題なんのです。

これはどの薬剤師転職サイトでもそうですが、もしこの時点で「あなたにはこの病院がおすすめです」と言った強引な求人紹介をしてくるようなら、はっきり言ってそのエージェントは良くない可能性が高いです。

う~ん、でも私は早く転職先を探したいんだけどな。

という薬剤師もいるかもしれませんよね。転職って温度差があるから、ある薬剤師は早く求人を紹介して欲しい場合もあるでしょう。逆に、ゆっくり2ヶ月、3ヶ月かけて探していきたい場合もあるはずですよね。

「すぐ求人紹介してくる薬剤師転職サイトのエージェントは良くない」みたいな書き方をしてしまいましたが、あなたが薬剤師としてどういった転職活動を希望しているか次第なので、あなたに合っていれば全く問題は無いんです。

初回ヒアリングのあとは、求人を待つべし

初めの電話なり、面談であなたの希望条件を聞かれます。どういった業種で働きたいか(薬局や企業など)、年収の妥協点などはいくらくらいか、通勤時間はどれくらい許容出来るかなどなど。

この時点で、やっぱり薬剤師不足で困っている会社もあるので、いくつか即日で求人紹介してくれる薬剤師転職サイトもあるはずです。薬キャリエージェントなどは、すぐに対応してくれますよね。

ただ、そこから選択する必要は全く無いんです。そもそも、そんな急に転職先なんて選べるはずが無いですよね。

エージェント(担当者さん)には、あなたがどういった希望で働きたいか、求人を元にしっかり伝える事。

例えば「保険薬局、年間休日120日、年収550万、通勤1時間」と言った求人が紹介されたけど、「もう少し近い勤務先がいいななど、しっかり希望条件を伝える事が大切。

もちろん妥協も必要

あなたの希望を全て満たす求人、そんなのに巡り会える可能性って結構低いです。だから、ある程度は妥協しなくちゃいけない部分があるはずです。

例えば、「少し年収は希望より低いけど、通勤時間が短いからいいかな」「休みが多い所を希望してたけど、普通かな……でも年収が今より大幅に上がるからいいかも」と言った所ですよね。

極端な話をすると、休みが年間130日、年収900万、通勤も片道15分、残業無し。そんな「美味しい」求人なんてそうそう転がってるもんじゃありません。

大切なのは、薬剤師としてあなたが何を重要視するかということ。今の環境だと休みが少ないから転職活動をはじめたのに、結局年収が上がるから休みの少ないけどOK、なんしてたら、またいつか不満が出てきてしまうからです。あなたにとって、一番何が譲れないポイントなのかははっきりさせておいた方がいいですね。

薬剤師は多くの求人情報が紹介されます。電話の場合もあれば、メール、SMSの場合もあります。レアな求人(人気があってすぐに無くなってしまう)は、基本的にタイムリーに電話かSMSで送られてくる可能性が高いと思ってください。

そうした事を理解して薬剤師転職サイトを使う事が、一番の活用術と言えるかもしれませんね。転職活動は過程じゃなくて、結果、つまり良い転職先を見つけることこそが、あたなたにとって一番のゴールなんです。

転職後

転職活動を十分にしたって、実際に働いてみないと分からない事ってやっぱり多いです。そんな不満が出てしまった場合には、転職後でも担当してくれば薬剤師転職サイトのエージェントに連絡をとる事も大切です。

極端な話、面接時に聞いていた話と大きく違う!なんて事があれば、これは重大な問題です。転職サイトの問題というより、その企業の問題。これって、その薬剤師転職サイト側からしても大きなリスクなんです。

なぜなら、利用してくれた薬剤師の満足度が著しく低い結果となってしまい、それが積み重なる事によって口コミやレビューが悪くなって、薬剤師の利用者が減ってしまうから。転職後でもあなた自身なにか気になる事があったら、遠慮せずに担当者に連絡をいれるようにする事は大切ですね。

まとめ

薬剤師転職サイトってとても多いので、比較するのはとても大変ですよね。そのためこの記事では私のレビューや調べた事に基づき網羅的に説明してきました。

長々と説明してきたんですが、それなりに大手の薬剤師転職サイトを使えば、正直あまり大きな問題ありません。今はどの会社も、しっかりと薬剤師の事を考えてフォロー、サポートをしてくれるからです。

薬剤師の転職活動はまず「スタートする事」こそが全て。やっぱり人材が不足してるし、積極的にあなたの転職を支援してくるので心配はいりません。仕事の悩みやキャリア形成、収入面の不満もあるでそう。

本記事で紹介した薬剤師転職サイトを使えば、あなたがステップアップ出来て働きやすい仕事探しをする事が出来ます。その一助となれば幸いですし、前向きに転職活動をすすめてみてください。